そのシンプルさと何気に良い紙質を気に入って、2010年くらいから使い続けているんだけど、ついこのあいだ買ったのを昨日使い始めてビックリ!がんがん裏抜けするじゃん!?いつからこんななったの!?
もともとグラフィックデザイナーの松本弦人氏が作ったという話もすごく好きで、さすがデザイナーが考案しただけあって、これだけシンプルで潔く、その上クオリティーの高いノートが500円とかで買えるってところに感動したんだけど。本当にこれ、使い勝手が良い。しかも最近はコレに簡単なスケッチをして、さらに水彩絵の具で色まで塗るようになってたから、本当に重宝していた。
かなりヘビーに水彩を使っても感心するほど裏抜けしなくて、それを同じスケッチ仲間や外国の友だちにもプレゼントしたりオススメしたりして、けっこう自慢のノートだったのだ。
それがだ。昨日新しいのを使ってスケッチして、ページをめくったら何だか汚いんだよね? 確認したら裏抜けの跡なの。普段から信頼してる紙質なので、その時は「あれ?オレそんなに筆圧強かったかな?」って思ってたんだけど、帰宅してから見ても、なんだかおかしい。
試しに薄墨の筆ペンでスッスッと書いてみたら、書いている最中から、明らかにインクが紙に染み込んで行くのが分かる。???えええ???
今までだったら、インクは紙の表面に乗るけど、こんな風に染み込んで行く感じじゃなかったじゃん?だって、塗ったとたん紙の繊維に吸い込まれたインクが変な感じでブツブツになってるじゃん。なんか、意味がわからなくてずっと???って感じ。しょうがないから、以前使ってたナヌークと比べりゃ早いや、と古いの全部引っ張り出して来て試してみたよ。
左から筆を下、上、下、と3ストローク(写真では動揺して上下上って書いて有るけど)真ん中が2ストローク、そして右側が1ストローク。
そしてその裏がこれ。(1、2、3、はストローク数)
ま、普通こんな感じだよね。
次は昨日下ろした新しいナヌーク。
表面に見えるなんかポツポツした跡、コレ繊維にインクが吸収された跡だと思うよ。
てか、今までこんな量のインクで、紙の表面にがこんなまだらになったことないぜ。
そしてお待ちかねの裏側!
がガガガーーーーーーーん!
どうよ?
こんなのないぜ?今までこんな簡単に汚くなったことなんて一度もない。
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