Jan 29, 2018

風景スケッチの難しさ

お知らせしていた通り、先日2018年1月27日にスケッチクロールを清澄庭園でしてきました。
参加者は約10名。前日は東京でも40何年ぶりに低温注意報?が発令されるほどの寒さで、どうなる事かと思いましたが、当日は晴れて日差しがあったので、そこまで寒い印象もなく過ごせました。よかった。
 
テンションを上げるため、行きの電車でもスケッチを少し。 
 
それにしても風景スケッチは難しいなぁ。
いろいろ本を読んだり、レクチャー動画を見たりして勉強?しているつもりだけどさ、実際に現場に立つと、全くなす術がないの、あれどうにかならないかな(笑)


プランは一応あったんだ。ここをこうして塗ってから、あそこはこうやって処理して、、、って、全然できない!!!ぎゃーーー!


悔しくて、もう一枚別の場所で、、、。お腹も空きはじめ段々集中力もなくなり、太陽も池に反射してまぶしいし、ちゃんと描けないし、、、ムキーーーー!だよ、ホントに(笑)

やっぱり焦り過ぎと雑なところが問題?描きたいものがあると、ガーーーッと描いちゃいたくなるこの性格の問題だと思う。本当は構図と明暗のスケッチを軽くしたりして、どうやって描くかある程度自分に分からせてからスケッチするのが良いと言われていたのに。。。そういう事をチマチマやる事に抵抗がある。考えものだ。。。


腹が減ったので、一部のメンバーは近くのデニーズへ。
ここでおなじみのメンバーのスケッチ。こういうスケッチは慣れているから、全く抵抗なくできる。ほぼ鼻歌まじりですすすーーーって。

帰宅してスケッチブックをめくりながら、何が問題なのかを考えてて分かった事がある!
なんで人物スケッチは抵抗なく自分流にできるのに、同じ事を風景でできないのか?
それは、自分の中に風景スケッチをする際の「記号」的なものがまだ無いからだ!という事。

人物スケッチをする際、自分の中にはもう既に「頭」「身体」とか「腕」とか「表情」と言った記号がある程度できていて、目の前の人物を見た時に大体のフォルムを見て、それをベースに自分の中にある「記号」を描いて行けばとりあえず完成するのだ。

それらの「記号」以外のディテールにもさらに小さな「記号」というか、もっとニュアンスの細かい(自分の中の)「音符」みたいなのがあって、それにそって行けば、さらに雰囲気を似せて行く事もできるし、、、と言った感じかな?

という事は、風景画ももっと描いて行くうちに、これはこうやって描けば「こういう風に見える」ようになる、などの「記号」を蓄えて行けば、いつかはそれを簡単に表現することができるようになるはず。ちょっとこの考えは大きかったね、自分の中では。

この日は、スケッチクロールの後にはさらに四谷デッサン会もあって、そちらにも参加。
さすがに日中の疲れが出て、デッサンをしても段々集中力が持たなくなった。


 なので、デッサンではなく、仲間内のスケッチをして一日を終えました。


 清澄庭園でのスケッチクロールの様子は、もう既に僕のインスタグラムで見たかもしれませんが、まだの方はこちらからどうぞ。












Jan 22, 2018

World Wide Sketch Crawlのお知らせ!

ねえ、前回の更新から既に一ヶ月が経とうとしてるって?!マジか〜。
今年も気づいたら師走になってる事間違い無し。。。

さて、以下にお知らせを:


みなさんこんにちは!
2018年1月27日(土)のワールドワイド・スケッチ・クロールについてお知らせします。

今回は清澄庭園と その周辺でのスケッチを考えています。集合時間は午後13時、清澄庭園の入口で。アクセスは東京メトロ半蔵門線/都営大江戸線の「清澄白河」駅下車。入園 料は150円です。持ち物は各自、使い慣れたスケッチ道具を持参して下さい。できるだけ身軽に、手に持てる〜抱えて持てるサイズのスケッチブックが良いと 思います。また、色鉛筆やカラーペン、携帯用の水彩なども有るとより楽しめます。ご自身のスタイルにあった道具をご用意ください。時間は13時〜17時く らいを考えています。

アーバンスケッチでは大体決めた場所周辺を何枚かスケッチするだけですが、今回はスケッチ・ク ロール(元々はしご酒的ニュアンスで次々スケッチしていくという試みのはず)ですので、身軽に沢山スケッチして欲しいと思っています。また、清澄庭園内は 通路が意外と狭いところもあるので、イーゼルを立ててのスケッチは難しいと思います。

清澄庭園内だけでのスケッチも つまらないと思いますので、そんな場合は庭園の周辺の公園や、裏には外観が素敵な深川図書館など、スケッチ欲をそそるモチーフは沢山見つけられると思いま すので、ご興味のある方は事前に予習しても楽しいかもしれません。僕は少し歩いて隅田川の方をスケッチしてみたいとも思っていますが、当日の様子で考えた いと思います。当日の流れは参加人数にも左右されますので、現場で皆さんと相談しながら始めたいと思っています。

少しお腹が空いたら近くにデニーズがあるので、3時のおやつにみんなでお茶をしながらのスケッチもアリでしょう(笑)

今回のスケッチ・クロールは僕の遊びに行っている四谷デッサン会で もお知らせしており、四谷デッサン会のメンバーも参加予定です。また当日27日の夜も、四谷3丁目の会場にてデッサン会がありますので、スケッチクロール 後、ご興味のある方はぜひそちらの参加もご検討下さい。デッサン会の費用は800円で、道具は会場で無料で借りられますのでご心配なく。

当日は基本的に屋外でのスケッチとなりますので、各自天気予報を参考に暖かい格好で参加願います。また、雨天寺のプランがありませんので、今のところ雨天中止とさせて頂きます。

わからないことがありましたらお気軽にコメントください。

Hello, Urbansketcher friends!

For the next event coming up, which is The World Wide Sketch Crawl on Jan 27th, 2018, we are planning on sketching at and around Kiyosumi Garden (清澄庭園).  The nearest train station is Kiyosumi Shirakawa (清澄白河), on either Hanzomon Line or Ohedo Line.  Meet at the enterance gate at 13:00.

Usually we get to the premise and sketch a few sketches here and there, but this is Sketch Crawl, so I'd like to see everyone sketching as many as possible.  If you get bored sketching at the garden, you can go out and sketch around the garden.  There is a park and classic looking library near the garden which may interest many of you.  You can even walk to Sumida river if you want?  For sketching in the garden we advise not to bring an easel since the path in the garden is pretty narrow.  Let's pack light and sketch as many as possible.  The event is from 13:00 to 17:00 ish.


I am bringing some of my Yotsuya Dessin group friends, and in fact we will be having usual Yotsuya Dessin session on the same day, after the Sketch Crawl.  So if you are also interested in trying figure drawing, please join Yotsuya Dessin afterward.  Fee for the dessin session is 800yen (very reasonable!!) for male/female models x (10min) 6pose=12poses total.  You can borrow a drawing board and buy some papers there, so you don't need to worry about anything.

if you have any question, please leave a comment, thanks!

Dec 26, 2017

なんと!

先日の新宿御苑でのスケッチが、モレスキン公式ファンサイト「モレスキナリー」さんにて取り上げられています。ワワワ!と言った感じです。モレスキンを使われてる方にも、アーバンスケッチングの魅力が伝われば!と祈っております。

Dec 25, 2017

スケッチのルーツ

部屋を整理してたら出て来た!Dan PriceのMoonlight Chronicles!! なんと1995年物です(笑)これが僕の『スケッチ』のルーツと言っても過言ではない。

Look what I have (re)discovered while cleaning my room.  Moonlight Chronicles by Dan Price, circa 1995! I won't hesitate to say that this book/zine is my roots, for my sketching life.


絵は子供のころからずっと好きで描いてたけど、『スケッチ』という形で何かを残すようになったのは、ホントにこの本?Zineを読んでからだなぁ。。。

I used to draw things since pretty much I was born but documenting, leaving something as a sketched format, happened after I read this book.




  まだUrabn Sketchingなんて言うコトバも発明?されてなかった頃。当時はこうやって自分の身の回りの事を記録する事はJournaling(ジャーナリング)って言われてたよ。

It was well before the word "Urban Sketching" was invented.  Back then, it was called "Journaling".


こんなに『上手く描こうとしてない』絵に、僕の心は射抜かれた(笑) これならオレもできるじゃん!て思ったよね、もちろん。

These lines!! I was struck by these "not trying to look good" look of his sketches.  And I thought "well, I could do this!",


でも、到底こういう風には描けないのね!?ビックリしたのは、無意識にキレイに描こうとしてる自分。そして、それなりに描け過ぎて全然面白味のない絵!わかる?なんて言うのか、上手いんだけど、だからこそ魅力がないというのかな?面白くも何ともないの(笑)

女の子も美人すぎるとなんかつまらないって言うじゃん?あれ?違うか?

But you know what, it was so very hard!? I was surprised to find out that I was unconsciously "trying to draw good".  The sketch looked nice and OK but it was boring, you know?

Just as you get bored quickly by a perfect looking girl?! no? lol


 ただ目の前のものを『描きたい』って描く事の重要さ。ピュアさとそれによって表現される面白さ。対象により似させて描く事を『上手い』と教育されていると、手や頭の記憶でスーーーッと上手い線を描いたりするけど、そうじゃない、とても初歩的な『描きたい』って言うだけの動機?「上手いとこ見せたい」って言うような、なんかスカしたイヤラシサがみじんもないのがスゲーと思ったね。

そんなワケで、未だにやっぱりこういう、どっちかというと描き手の個性が見える絵の方が断然に好きだなぁ。 でも世界は「上手い絵」が好きな人多いよね〜。教育され過ぎだよね。
  
Just drawing something in front of you, for the sake of wanting to draw.  That pure energy or a desire to express, will give a drawing/sketch a soul. Maybe he was "trying to make these sketches good" who knows, but I didn't see them that way.  It was more like, he tried as much as he could to draw whatever he wanted to draw, without trying to make them look perfect.

And I still value that kind of attitude myself.  You need to have FUN sketching, not perfection.  Though at the same time, I know many people love good/realistic looking sketches... I think they are overeducated, lol







Dec 19, 2017

Urbansketchers Japanのブログに記事をアップしました。

先週末、再びUrbansketchers の集まりがあったので参加してきました。
その時の記事をUrbansketchers Japanのブログにアップしましたので、良かったら読んでみて下さい。

Urbansketchers Japan のブログも充実しているのでチェックしてみて下さい。
下のロゴをクリックで飛びます。


Nov 21, 2017

Platinum Sepia Ink



I used to use Sailor Kiwakuro ink for my watercolor sketches, but one time I had them smudging my sketches like hell (maybe because of the paper quality? I have no idea tho) and ruined my sketches, I have since switched to Platinum Carbon Ink!  People warn about this ink because it cloggs up the pen faster than the regular ink, but so far, I am and my pens are doing fine!

Now, I didn't know about this but Platinum also have Sepia Carbon Ink!
One day I was talking to one of my stationary goods nerd friend and was talking about pen and ink.  I said to him Platinum Carbon Ink works really nice for me and I wish they had Sepia ink, then the nerd friend said "Eh? they DO carry Sepia ink".   I was like wooow!!

So, I ordered right away on my iPhone and the very next day they delivered this beautiful Sepia ink!!

As I have read on its review, the color isn't really Sepia-sepia, but more like a lighter brown.  I would say Chocolaty Brown.  Which I don't mind.  I filled my Lamy Vista with this ink and drew above sketch. Since I am used to using very black carbon ink (with bent nib calligraphy pen which creates very thinck line) this very light brown thin lines feel a bit too weak?  But you can always sketch lighter subject, something you don't want to have thick lines or defined lines, such as food sketch and/or flower sketches?


This is another example with the sepia ink.